タグ別アーカイブ: 橿原考古学研究所

橿考研・室生埋文収蔵センター

県立橿原考古学研究所(橿原市)は、旧県立室生高校の校舎(宇陀市)を活用した「室生埋蔵文化財整理収蔵センター」を開設しました。
同研究所が行った遺跡調査で出土した収蔵物の保管のほか研究施設としての活用も検討しているとのこと。

2014年4月3日 奈良新聞

筆者注
考古学研究では、出土した文化財を整理して安全に保管する事が重要です。しかしそのためには多大なスペースが必要となり、各研究機関にとって深刻な問題となっています。一方で少子化などの影響で学校の統廃合が相次ぎ、余剰となった校地・校舎の有効活用が課題となっています。今回は両者のニーズがマッチした形で有意義な活用が図られる事が期待されます。

天武・持統天皇陵、研究者らが立ち入り調査

高市郡明日香村の天武・持統天皇陵(7世紀後半)に日本考古学協会など15学会の代表16人が立ち入り調査を行いました。

立ち入りを許されたのは、ほかの陵墓と同じく墳丘の裾までですが、1時間半にわたり、地表や地形を見て回って、いくつかの成果がありました。実際に見たからこそわかることが何点か確認され、調査後に橿原市で行われた検討会でも活発な議論が交わされました。

今回、八角形を示す角の部分は、土に埋もれて見えず、宮内庁が角部分に打ち込んだ杭(くい)をたどって歩き、八角形と推測したにとどまりました。明治時代に埋め戻され、どこにあるか不明になっている石室の入り口も確認できず「下からでは、頂上部の様子はわからない」と、上部まで立ち入れないもどかしさを訴える声も上がりました。

調査にあたった研究者らは、宮内庁が「静謐(せいひつ)」を守るためとして、長く非公開としてきた陵墓の立ち入り調査が定着したのは喜ばしいとしながらも、制約の多さから調査をさらに実のあるものにするためにも、今後の改善が望まれるという感想を述べています。

(2014年3月2日 読売新聞)

橿考研博物館 十二支の考古学―午―

奈良県立橿原考古学研究所附属博物館(橿原市)では特別陳列「十二支の考古学―午―」を下記により開催しています。
会期: 2013年12月21日(土)~2014年1月19日(日)
会期中の休館日: 12/24, 12/24~1/4, 1/6, 1/14
同館では例年年末年始に新年の干支をテーマとした特別陳列を開催しています。
今回は2014年の干支「午(うま)」を取り上げ、考古資料を中心に陳列・紹介します。
<講演会>(聴講無料)
 日 時 : 2014年1月13日(月・祝) 12:00開場、13:00開演
 場 所 : 橿原考古学研究所講堂
<列品解説>
 日 時 : 2014年1月13日(日) 10時30分開始(約1時間)
 場 所 : 当博物館 特別展示室ほか
<工作教室>終了しました 2013年12月21日(土)
問合先: 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 TEL: 0744-24-1185
大和路アーカイブ特別陳列「十二支の考古学―午―」