壁画を古墳に戻すか検討

高松塚・キトラ両古墳(いずれも高市郡明日香村)の保存に関する文化庁の検討会は、2013年3月27日に東京都内で会合を行い、高松塚古墳の壁画について修復作業後に古墳に戻すことが実際に可能か話し合いを始めました。
専門家からは「今の技術では劣化を防ぐのは難しいが、将来的には戻すという考え方を捨てるべきではない」などとの意見が出て、今後も検討を続けるとのことです。
2013年3月28日 奈良新聞
【筆者注】
文化財の保存については「その場所でそのままに」が大原則ですが、高松塚古墳については現地に設置した保存施設の管理が不十分で、結果として貴重な文化財を損傷してしまうこととなりました。
貴重な文化財で劣化しやすい物については、出来る限り良好な環境が確保できる保存施設に移して保管する、という選択も必要と思われます。