天理市ヒエ塚古墳・ 葺石、周濠跡など確認

天理市萱生町の前方後円墳・ヒエ塚古墳で発掘調査を行い、墳丘を飾った葺石(ふきいし)と周囲を巡る周濠(しゅうごう)跡が出土したことを市教委が2014年2月24日に発表しました。
埴輪(はにわ)が見つからなかったことなどから、埴輪が広まる前の古墳時代前期前半(3世紀後半~4世紀初め)に築造された可能性がさらに高まったとしています。

ヒエ塚古墳は全長130 mで、初期の巨大前方後円墳が集中する大和(おおやまと)古墳群の一つ。史跡指定に向けた調査の一環で、後円部の南の58 平方メートルを発掘した結果、墳丘の裾で葺石(長さ約10~20 cm)と、それを支える基底石(同約30 cm)を確認しました。
墳丘の周りでは幅4.1ートルの周濠跡が長さ2メートル分出土しました。

市教委文化財課の担当者は「大和古墳群の中でもとりわけ早い時期に築造されたと考えられる。初期大和王権の有力者が埋葬されているのではないか」と指摘しています。

現地説明会は3月2日に開催されます。
問合先: 天理市文化財課 TEL: 0743-65-5720
2014年2月25日 読売新聞

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